要件定義工程において、そもそも、「要件定義を何をするか?」が
全く理解できていない担当者が従事していることを見受けられる。
こんな担当者によって、要件定義を実施された場合
一番の被害者は「ユーザー」です。
要件定義単価(高い費用)のスキルを持ち合わせておらず、
費用に見合わない担当者(詳細設計レベル)によって
実施された要件定義は無残なものです。
ユーザーからの要望⇒要求⇒要件の流れを全く理解できていない(知らない)。
したがって、要望レベル内容のものを要件と誤理解し
そのまま、実現方法への思考回路しか作動せず(それも詳細設計レベルでの視野で)
とても、要件定義で整理するべきレベルのものはできず
基本設計工程では詳細設計レベルを持ち上げて設計します。
この流れは単金は上流工程単金、作業内容は下流工程レベル
したがって、携わるベンダは人数が増えれば売り上げがあがる(単金も上がる)ので
この悪い流れを解消することはないので費用は各段に上がってしまいます。
見積とは程遠い金額を後出しじゃんけんで提示されるユーザーは
当然、抵抗しますが、これだけの稼働がかかっている。。。
これではユーザーは不幸になります。
開発ベンダはハッピーです。
こんなことを続けていて良いのでしょうか?